青年達は、将来に対するカタリストであり、変化の代行者であるので、青年達は社会において果たす重要な役割を持っています。
この声明は、12月8日にエンパイア・ホテル&カントリー・クラブの‘グランド・ホール’において開催された第36回“東南アジア青年の船”(SSEAYP)2009参加者に対する歓迎昼食会で、文化・青年スポーツ大臣兼総理府エネルギー大臣が述べたものである。
ペヒン・オラン・カヤ・スリ・デワ・MG(RtD)ダトー・スリ・パラワン・ハジ・アワン・モハンマド・ビン・ハジ・ダウド大臣は、このプログラムが青年達のリーダーシップ・スキルを作り上げ、“私達に立ち向かい続ける現在の世界的な問題と挑戦を理解し、分析することができるもっと成熟した人間になること”を強く信じている。
同大臣によると、これらは将来の発展にとって重要である不可欠な特性である。
この“東南アジア青年の船”プログラムは、1974年以降アセアン加盟国の協力の下、日本政府が行っているものである。その目的は、アセアン諸国と日本の青年達の間で相互理解と協力を促進することである。ブルネイは、1985年に正式に同プログラムに参加し、それ以降積極的に参加している。
ブルネイからの29名を含むアセアン11カ国から330名以上の青年達が、今年のプログラムに参加している。彼等の船である“富士丸”が、12月8日にムアラ港に着桟した。
青年達は、イスタナ・ヌルル・イマン(王宮)においてスルタン(ハサナル・ボルキア国王)への謁見を終えた後、ブルネイ中の色々な機関を訪問した。
小紙のインタビューにおいて、シンガポール派遣団の青年リーダーであるモハメッド・ヒデル・ナシル君は、
「青年達は、色々な国々の異なる文化やその国の人々のライフスタイルについて多くを学ぶことができます。」
と語った。
モハメッド・ヒデル・ナシル君はまた、
「このプログラムの素晴らしいことは、私達がお互いに影響し合うことが出来ることです。ブルネイの美しい水上集落やロイヤル・レガリアを訪問したいです。私は、これらの場所を他の参加者から沢山聞かされています。もし機会があれば、全てのほかの場所も訪問したいです。」
と語った。
モハメッド・ヒデル・ナシル君によると、アセアン諸国が提供することが沢山あるので、このプログラムは青年達の目を開けさせたと述べている。
日本から“東南アジア青年の船”プログラムに参加した一人である吉野恵一君は、
「私は、ブルネイにおけるイスラム教徒の生活様式と文化についてもっと学びたいです。」
と語った。吉野君は、ブルネイでのホームステイ・プログラムを終えるまでに、ブルネイにおいて不思議な経験を友達と共有することを願っている。
これからの数日間において、“東南アジア青年の船”プログラム参加者は、ホームステイ・プログラムの一環として、ブルネイ人の家庭に滞在する。このホームステイ・プログラムは、参加者にブルネイの生活様式を紹介してくれる。青年達は、12月11日に日本に戻る予定である。
(B.B.2009年12月9日)
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