ブルネイ大学(UBD)芸術・創作技術専攻の学生は、4年間にわたって日本語クラスに出席したので、在ブルネイ日本大使館の好意による‘日本語能力の顕著な学生のための学習ツアー’賞の下で、日本文化を体験する機会が与えられた。
ジャスミン・コウ・フイ・ゼンさんは、8月31日に日本に向けて出発し、国際交流基金関西国際センターにおいて、2週間の講義と他の活動に出席する予定である。ジャスミンさんは、日本の家族とのホームステイ・プログラムに参加する間に、大阪、京都、広島、及び九州を旅行する予定である。ジャスミンさんはまた、日本文化、書道、太鼓、及び合気道に関する講義に出席する。
8月30日に在ブルネイ日本大使館でのマスコミ関係者とのインタビューにおいて、ジャスミンさんは、「私は、教育省生涯学習課の下で日本語を学びました。」と語った。ジャスミンさんは、既に日本語は‘上級レベル’にあると考えて、UBDで中級韓国語と初級フランス語のクラスを取っている。「多くの言語を学ぶことは、バリア無しで世界中を旅行することができます。」と、ジャスミンさんは語った。
市岡晃日本大使館員によると、ジャスミンさんは、日本大使館でのインタビューに招待された3名の候補者の一人である。「このプログラムは、これまで数年間にわたって続けられてきました。そして、来年も学生達に再び応募があります。」と、同氏が語った。
市岡氏は、「このプログラムは、ブルネイの学生達が日本語を学ぶインセンティブとして用いられることを願っています。約10名のブルネイ人が、現在日本において、修士課程、学士課程、及び職業/技術レベルで勉強しています。ブルネイでは、日本語や日本文化への関心が高まっています。約300名のブルネイ人が、日本語クラスを取っています。その大部分は、UBDとブルネイ工科大学(ITB)においてです。ブルネイはまた、2人の日本語教師を雇用しています。一人は教育省に、もう一人はUBDに所属しています。」と語った。
(B.B.2011年8月31日)
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