ブルネイにおける最大のエネルギー展示会として、“ブルネイ・エネルギー・エクスポ2011”は、エネルギーに関連する様々な分野から102社が参加して、省エネのために取られた様々な方法と手段を展示している。
参加企業の中の一社であるブルネイLNG社(BLNG)は、省エネを達成するための取組みをハイライトした展示を準備した。同社のブースを訪れた人の中に、ファジラ・ルバブル・ボルキア王女がいた。王女は、同社幹部からBLNG社の様々な努力について説明を受けた。
BLNG社の努力の中には、省エネを達成するための取組みがあり、同社は、1985年以来幾つかの段階を経て、40%の効率の改善と二酸化炭素排出量の削減をするというゴールを掲げて、効率を改善し、また二酸化炭素排出量を減らすための継続的な取組みを行なってきた。
BLNG社は、1972年に西太平洋で最初のプラントとして完成した。そして、同社は、効率を改善するだけでなく、プラント全体も良い状態に保つために不断の努力を重ねてきた。これは、1993年の契約延長を支持するために、1990年のプラントの若返りプロジェクトによって確実になった。
2回目の大きなプラント若返りプロジェクトが、2000年に行われた。この目的は、プラントの寿命を当初の20年間から、2013年を超えて更に20年間延長することである。
プラントの操業を支える労働力もまた、スタッフを定期的な訓練に行かせることにより、知識を持たせ、かつ現在の技術的要件と理論的要件をアップデートさせなければならない。
BLNG社は、現在、日本の東京電力、東京ガス、大阪ガス、及び韓国のコガス社といったエネルギー企業を顧客としているので、2013年以降もより多くのビジネスをする用意ができている。
(B.B.2011年9月22日)
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