ブルネイは、“第38回東南アジア青年の船(SSEAYP)2011年”にもう一度参加する。“SSEAYP2011”は、10月25日から12月16日まで行われる予定である。
他のアセアン諸国と日本からの約330名と一緒に、ブルネイは、28名の青年と1名の団長の代表団を派遣する予定である。これは、1974年に始まった年次プログラムであり、日本政府が主催し、アセアン加盟国が後援している。
同プログラムは、参加する青年に、53日間にわたって富士丸船上及び異なる寄港地において、他の人々と交流する独特の機会を提供する。
ブルネイが最初に登録したのが1985年であるので、今年はブルネイが同プログラムに参加してから25回目となる。これは、アセアン諸国と日本の青年達のために特に実施されている国際青年交流計画である。
同プログラムは、参加する青年達を日本及びアセアン諸国10カ国のうちの5カ国、即ち、フィリピン(マニラ)、ブルネイ(ムアラ)、インドネシア(ジャカルタ)、マレーシア(クラン港)、並びにベトナム(ホーチミン)を訪問させる。10月17日、文化パフォーマンスや展示会を含む“SSEAYP2011”の国民のプレゼンテーションが、参加する青年達によって行なわれた。このイベントは、デワン・ディガドンの文化・青年スポーツ省ビルで開催された。主賓は、モハメッド・ザムリ青年スポーツ局長代行だった。
同局長代行は、スピーチで、ブルネイからの青年達は、今年のプログラムに“親善大使”として参加すると述べ、選ばれた参加者を祝福した。
同局長代行は、「参加者全員の役割と責任はタフであり、また高い意識を持って注意深く履行される必要があります。」と述べた。同氏は、参加者に、同プログラムの期間中、文化、信仰を尊重し、また同時に、寛容で、礼儀正しく、またお互いに助け合うように助言した。
同氏は、「最も重要なことは、ブルネイ国の信用と良いイメージを常に保つことです。」と述べた。
同局長代行は、同プログラムを主催するために進み出てくれた寛大な寄贈者に感謝の意を表明した。そのような寄贈は、民間部門が同プログラムの成功にサポートと協力を与えていることを示している。
“SSEAYP2011”の目的は、アセアン諸国と日本からの青年達の間で、友好とより大きな理解を促進することである。“SSEAYP2011”はまた、参加者がローカル・コミュニティを訪問したり、学んだり、かつローカル・コミュニティと直接関与したりする以外に、船上で他の国々からの参加者の生活様式を学び、彼らの国際的な眺望を広げることを目的としている。
航海期間中に、船上で一連の活動が行われる。その活動には、文化・展示紹介、社会問題や青年問題に関する討議、スポーツ、クラブとグループ活動、及びレクリエーションが含まれている。
一方、寄港地での活動には、政府高官への表敬訪問、ホームステイ、ローカルの青年達との交流、名所旧跡への団体旅行、及び地域奉仕活動を含んでいる。
10月17日のイベントにおいて、主賓はまた、スポンサーから支度の形で寄付金を受けた。それは、2011年の団長であるモハメッド・ノール氏に手交された。
“SSEAYP2011”期間中に、参加者によるファッションショーが行なわれる予定である。
10月17日のイベントに、ロスマデェ・ダウド青年スポーツ局長代理、政府職員、青年スポーツ局職員、寄贈者、及び参加者の両親も出席した。
(B.B.2011年10月18日)
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